Nintendo 3DS 分解方法 徹底解説

Nintendo 3DSの分解方法を豊富な画像と説明で徹底解説!

t
Twitterでツイート
f
Facebookで共有

注意点

ゲーム機の分解・修理・改造は、購入者本人が自分自身の範囲で実行するのであれば問題はありません。
しかし、下記のような場合はゲーム会社の権利を侵害したり、法律に違反する可能性があります。

(1) 改造したゲーム機をオークション等で販売する。(商標権や意匠権の侵害)
(2) 非純正の外装(例:クリア外装)で換装したゲーム機を販売する。(意匠権の侵害)
(3) 精度の高いコピー外装で換装したゲーム機を、新品をうたい販売する。(詐欺罪・意匠権の侵害)
(4) 分解歴のあることを隠して販売する。(詐欺罪。分解歴あり=ジャンクというのが一般的な認識)

『自己責任のもと自身のゲーム機でのみ実施し、販売・譲渡など周囲の人を巻き込まない』というのが大鉄則です。
各自が社会的モラルを遵守し、責任をもってこの記事を閲覧して下さい。

なお、改造には当然リスクが伴い、尚且つメーカー保証は一切受けられなくなります。
どのような損害・不利益が発生しても、管理人は一切責任を負えませんので、
これから実行することが自分にとって必要なことなのかを今一度よく考え、自己責任で実施して下さい。

0. 必要なもの

以下に必要なものを記します。
工具については管理人おすすめのものを紹介していますので、迷った際はポイントと合わせて参考にしてください。

必要なもの入手先ポイント
精密プラスドライバー(#0)アネックス(ANEX) 時計用精密ドライバー プラス0 No.77ドライバーは日本製の精密なものがおすすめ。
海外製の安価なものはネジ穴を痛め、取り返しの付かないことになる。
精密マイナスドライバーアネックス(ANEX) 時計用精密ドライバー マイナス0.9 No.70それほど出番はないが、あると便利
ピンセットクラフトツール 精密ピンセット(ツル首タイプ) 74047あったほうが良いが、最悪なくても良い
静電気防止手袋SANWA SUPPLY TK-SE8 静電気防止手袋なくても良いが、静電気でよくバチッとなる人はあると安心

1. アクセサリーの取り外し

3ds_disassemble_13ds_disassemble_23ds_disassemble_3
分解の妨げになりますので、SDやタッチペンを外しておきます。
ストラップや保護ケースを装着している方は、それらも外しておいて下さい。

2. バッテリーの取り外し

3ds_disassemble_43ds_disassemble_53ds_disassemble_63ds_disassemble_7
○で囲ってある4ヶ所のネジを取り外すと、バッテリーが現れますので外しましょう。
分解作業中はバッテリーを外しながら行います。基盤のショートを防止するためです。

尚、ここまでの分解であれば任天堂の公式サポートは受けられるはずです。
任天堂オンラインでバッテリーを販売しているくらいですので、ここまでの分解はOKということでしょう。

3. 外装(底部)の開封

3ds_disassemble_83ds_disassemble_93ds_disassemble_10
○で囲ってある合計10ヶ所のネジを外します。
9個が黒色の長いネジ、1個が銀色の小さなネジです。無くさないように保管して下さい。

それと、バッテリーボックス底のシールを剥ぐと紹介しているサイトさんが結構多いのですが、剥がさなくて大丈夫です。

3ds_disassemble_113ds_disassemble_123ds_disassemble_13
ネジを全て取り外すと、外装(底部)が持ち上がる筈です。
慎重に持ちあげ、○で囲ってある2箇所のコネクタを丁寧に外します。

3ds_disassemble_14
すると、外装(底部)が外れます。

4. LRボタンの取り外し

この工程は任意で行って下さい。
LRボタンの修理や外装の換装などの場合のみ必要な工程です。

3ds_disassemble_153ds_disassemble_163ds_disassemble_17
まずはLボタンから取り外していきましょう。
○で囲ってある3ヶ所のネジを外すと、ホルダーが外れます。

3ds_disassemble_183ds_disassemble_193ds_disassemble_20
するとLボタンや、Lボタン用ケーブルが取り外せます。
○で囲ってあるネジ受けは小さいので無くさないように!

見た感じだと、DS Lite以降から使用されているスイッチと同じもののようです。
ということは、使い方次第ではありますが劣化の早いパーツと言えるでしょう。

3ds_disassemble_213ds_disassemble_22
○で囲ってある3箇所のネジを外すと、バッテリーボックスの底が外れます。

3ds_disassemble_233ds_disassemble_243ds_disassemble_253ds_disassemble_26
○のネジを取り外すと、ホルダーやRボタン等が取り外せます。

5. IR(赤外線通信)モジュールの取り外し

3ds_disassemble_273ds_disassemble_283ds_disassemble_29
IRモジュールはスライドパッドの傍にあります。
上向きに力を入れるだけで簡単に外せます。

6. スライドパッドの取り外し

3ds_disassemble_303ds_disassemble_31
スライドパッドは2本のネジで固定されていますので、これらを外します。
すると、スライドパッドが設置位置から動かせるようになります。

3ds_disassemble_323ds_disassemble_333ds_disassemble_34
スライドパッドはメイン基盤にフレキシブルケーブルで接続されています。
コネクタのラッチを爪で起こします。
力加減は、机に置いてある1円玉を指で動かせる程度、ほんの少しの力で起き上がります。
ラッチを起こしたら、ケーブルは簡単に引き抜けます。
破損防止のため、ケーブルを抜いた後はラッチを閉じておくことを忘れずに行って下さい。

尚、マイナスドライバーを使って起こしてもいいですが、先が鋭利ですので私は指の爪を使っています

3ds_disassemble_353ds_disassemble_36
こちらが取り外したスライドパッド。ナイロン製?のスペーサーが敷かれています。

ちなみに3DSのスライドパッドはPSP-3000のアナログスティックと互換性があるらしい。

7. 下画面ユニットのフレキシブルケーブルを抜く

3ds_disassemble_373ds_disassemble_383ds_disassemble_393ds_disassemble_403ds_disassemble_41
1枚目の画像はSDカードスロットですが、実はこの下に下画面ユニットのケーブルが隠されています。
まずは、SDカードスロットの2ヶ所のネジを外します。
スロットははんだで固定されていますので、このままスロット自体を上へ持ち上げます。
もしはんだがパキッと折れてしまっても、固定用に盛られたはんだなので3DSは壊れません
スロットを持ち上げると、下画面のケーブルが2本露出します。

3ds_disassemble_423ds_disassemble_43
ここでもやはり、2ヶ所のラッチを起こす作業になります。
幅広い方は、ラッチの中央に爪を入れて起こします。
力加減に ついては、やはり机に置かれた1円玉を指で動かす程度の微妙な力具合。
幅広いほうについては、細い方よりもやや力を要しますが、軽く起き上がります。

ラッチを起こしたら、ケーブルは簡単に引き抜けます。
破損防止のため、ケーブルを抜いた後はラッチを閉じておくことを忘れずに行って下さい。

8. 無線モジュールの取り外し

3ds_disassemble_443ds_disassemble_453ds_disassemble_46
無線モジュールを取り外します。
2枚目の画像のように、3DSカードスロットの方から上向きに力を入れると、モジュールがコネクタから外れます。

3ds_disassemble_473ds_disassemble_483ds_disassemble_49
モジュールの裏を見てみると、ケーブルが接続されていることがわかります。
こちらも外します。

無線モジュールは初代DSから変わらずMITSUMI製です。
3DSの特長であるいつの間に通信などの通信機能全般を担う、重要なモジュールです。

9. マイクの取り外し

3ds_disassemble_503ds_disassemble_513ds_disassemble_523ds_disassemble_53
無線モジュールのそばにはマイクがあります。
マイクの音声受信部は外装に埋まっていますので、これを引き抜きます。
メイン基盤にはフレキシブルケーブルで接続されていますので、これも今まで通りのやり方で抜きましょう。
破損防止のため、ケーブルを抜いた後はラッチを閉じておくことを忘れずに行って下さい。

10. その他のフレキシブルケーブルを抜く

3ds_disassemble_543ds_disassemble_563ds_disassemble_55
イヤホンソケットのそばにシールが貼ってあるかと思います。
この裏には、タッチパネルのケーブルが隠されています。今まで通りのやり方で抜きましょう。
破損防止のため、ケーブルを抜いた後はラッチを閉じておくことを忘れずに行って下さい。

3ds_disassemble_573ds_disassemble_583ds_disassemble_593ds_disassemble_603ds_disassemble_61
こちらはカメラのケーブル部分です。2種類のケーブルが重なっています。
ここも、今まで通りのやり方で抜きましょう。
破損防止のため、ケーブルを抜いた後はラッチを閉じておくことを忘れずに行って下さい。

11. メイン基盤の取り外し

3ds_disassemble_623ds_disassemble_633ds_disassemble_643ds_disassemble_65
いよいよメイン基盤を取り外します。
まずは、バッテリー収納部分の4ヶ所のネジを外します。
次に、SDカードスロット裏の2ヶ所のネジを外します。ここは、一緒にプレートも外れます。

3ds_disassemble_663ds_disassemble_67
これで、メイン基盤が外せる状態になったかと思います。ただし安心するのはもう少ししてから。
ゆっくりとメイン基盤を持ち上げると、裏側に1本のフレキシブルケーブルが残っていることが分かります。
このケーブルは上画面のものです。 今まで通りのやり方で抜きましょう。

3ds_disassemble_68
これでメイン基盤が完全に取り外せるはずです。

12. 音量調整ボリュームの取り外し

こちらの工程は任意です。
極力取り外すパーツを少なくしたい方は、この工程を飛ばして下さい。

3ds_disassemble_693ds_disassemble_70
画像の箇所に音量調節ボリュームのコネクタがあります。
矢印の方向に動かすと、コネクタから外すことができます。

13. 下画面ユニットの取り外し

3ds_disassemble_713ds_disassemble_723ds_disassemble_73
下画面ユニットは外装の上にただ乗っているだけです。
隙間から指で取り出すことができます。

下画面ユニットでは、液晶の上に両面テープでタッチパネルが張り付いています。
タッチパネルを交換するのでないならば、液晶とタッチパネルを分離する必要はありません。

14. ボタン・シリコンパッドの取り外し

3ds_disassemble_743ds_disassemble_753ds_disassemble_763ds_disassemble_77
ボタンやシリコンパッドも外装の上に乗っているだけです。
簡単に取り外すことができます。

15. お知らせランプ部分のクリアパーツの取り外し

3ds_disassemble_783ds_disassemble_793ds_disassemble_80
お知らせランプ部分のクリアパーツも外装に埋まっているだけです。
ピンセットなどでつまんで、取り出しましょう。

3ds_disassemble_813ds_disassemble_82
これで外装の下半分がスッカラカンになったはずです。

16. 上画面のアクリルパネルを剥がす

3ds_disassemble_833ds_disassemble_843ds_disassemble_85
上画面パネルの隅にマイナスドライバーを差し込み、パネルを剥がしていきます。
非常に強力な両面テープで接着されていますので、少しずつ地道に剥がしていきましょう。
無理に手で剥がすとパネルが割れかねないので、注意して下さい。
ここはかなり根気が要ります。

17. 外装(背面)の開封

3ds_disassemble_863ds_disassemble_873ds_disassemble_88
画像のように6ヶ所のネジを外します。これで、外装(背面)を外せるようになります。
外装の上液晶側と背面側の隙間に爪などを差し込み、分離させていきます。

18. ヒンジを解除、本体の上下を分離

3ds_disassemble_893ds_disassemble_903ds_disassemble_91
画像1枚目の箇所を見てみると、奥にヒンジパーツの頭があることがわかります。
ここをドライバーの先などを使って押し込みます。
少々力が要りますので、勢い余って外装を割ったり、怪我をしないように気を付けて下さい。

最後まで押し込むと、画像2のようにヒンジパーツのお尻が見えるようになるかと思います。
本体の上下をずらせるようになります(画像3)。

3ds_disassemble_923ds_disassemble_933ds_disassemble_943ds_disassemble_95
本体を上下に分離したいのですが、ケーブル類が外装(ボタン面)まで通っており、分離できません。
まず、アンテナケーブル(黒いケーブル)を右端に寄せておきます。

ケーブル類の左脇には溝があるのが分かります。
外装(ボタン面)だけを右側にずらしながら、この溝に3枚のフレキシブルケーブルを潜り込ませます(画像3)。
すると本体を上下に分離できるようになります。

19. 3Dボリューム基盤・コネクタ基盤の取り外し

3ds_disassemble_963ds_disassemble_973ds_disassemble_983ds_disassemble_993ds_disassemble_100
まずは3Dボリューム基盤を外装から外します。
画像2の箇所のネジを外すと、取り外すことができます。

続いて、コネクタ基盤は2つのラッチで接続されています。
今までと同じ要領でラッチを起こし、フレキシブルケーブルを引き抜くことで取り外せます。
開けたラッチは破損防止のために、ケーブルを抜いたあとに閉じましょう

20. 上画面ユニット・カメラの取り外し(最終工程)

3ds_disassemble_1013ds_disassemble_1023ds_disassemble_1033ds_disassemble_104
まずはアンテナを取り外しましょう。外装に乗っているだけですので簡単に外せます。
アンテナから伸びる黒いケーブルは、ヒンジ部分のリングから引き抜いておきます。

続いてカメラモジュールも取り外します。こちらも外装に乗っているだけですので簡単に外せます。
これで、上画面ユニットを外装から離すことができるようになります。

3ds_disassemble_1053ds_disassemble_1063ds_disassemble_107
上画面ユニットは両面テープで外装に固定されていますが、さほど強力な粘着力はありません。
液晶の端の方から外装と離していき、画像1のような状態にします。

次に、上画面ユニットやカメラのフレキシブルケーブルをリングから抜く作業です。
ここが最後の作業ですが、最も難しい作業となります。

リングにはケーブルが3枚も重なって通っており、取り回しがシビアな状態です。
まずは内側の2枚のケーブルを画像2のように丸め、リングを通して引き抜きます。
最後に残った1枚も、同様に丸めてリングを通して引き抜きましょう。

3ds_disassemble_1083ds_disassemble_109
これで全ての完全に分解が完了したはずです。
お疲れさまでした。

<< 3 Comments >>
  • 3DS改造中 より:

    3DSの後ろの内側のネジ2本取れません。どうしたらよいですか??
    頑張ってもあかないです。

  • 名乗るほどの以下略 より:

    有益な情報 ありがとうございます。
    おかげでバッテリーパックの交換
    タッチパネルの交換
    ボタンラバーの交換
    DCソケットの交換が無事に終わりました。

  • taka より:

    ただいま、3DSLLの水没修理しています。
    駄目元です。
    一通り組みバラ終わってから拝見しました。
    非常に分かり易くて参考になるサイトだと思います。
    ありがとうございます。

    任◎堂さんにだすと、工賃3000円だそうです。
    トータルすると一台買えてしまいます。

コメントを残す






Stay touch with Me !!
Nintendo 3DS LL
まだ何もない。
Nintendo 3DS
Nintendo DSi LL
まだ何もない。
Nintendo DSi
まだ何もない。
Nintendo DS Lite
まだ何もない。
Nintendo DS
まだ何もない。
Sony PSP-3000
まだ何もない。
Sony PSP-2000
まだ何もない。
Sony PSP-1000
まだ何もない。